NEXT(紙おしばい)

くちびるの会の紙おしばい 長野公演!

『こだぬききょうだいと きつねのコンたろう』

2024年10月20日(日)犀の角(長野県上田市)


作・演出|山本タカ

イラスト|ヤタトモカ 執筆サポート|須貝 英


出演|小口ふみか 橘 花梨 永田涼香

『こだぬききょうだいと きつねのコンたろう』あらすじ

ポコタとポンは、山に住むこだぬきの兄弟です。

ポンは、大きくなったら、母親のように立派に「変化(へんげ)の術(じゅつ)」ができる、たぬきになりたいと思っていますが、なかなかうまく変化ができません。


ある日のことです、ポコタとポンがふたりの住む「たぬき山」の中で変化の練習をしていると、コンコンと鳴き声が聞こえます。見ると、となりの「きつね山」から「たぬき山」に迷いこんだ、きつねのコンたろうが、鳴いているのです。

コンたろうは、きつねには珍しい真っ白な毛の生えたきつねでした。

「白きつねってみんなにバカにされるから、きつね山には帰りたくないんだ!」よくよく、コンたろうの話を聞くと、明日はきつね山で、子ぎつねの「変化コンテスト」があるらしいのです。


果たしてコンたろうは、変化コンテストまでに立派に変化できるようになるのでしょうか?

友だちとの出会いから、ポンとコンたろう、それぞれが、自分に自信を持つまでを描く物語です。

公演日時

2024年10月20日(日) 11:00/14:00

・受付開始・開場は開演の30分前

・上演時間は30分を予定

・公演終了後、作品解説や記念撮影会を予定しております。/チケットをお持ちの方は出入り・お手洗いなど自由

対象

0歳からおとなまで(乳幼児の入場は保護者の同伴が必要です)


チケット料金(自由席・税込)

おとな(20歳以上):1,000円

中学生以上:500円

小学生:300円

未就学児(0歳〜):200円


チケット取り扱い

チケット申し込みフォーム(当日精算予約)

https://forms.gle/47FhX5mijWYtwd9XA

メールでもご予約を承ることが可能です。

ご質問がございましたらあわせてご連絡くださいませ。

くちびるの会:info@kuchibirunokai.jp

【作品について】

今回製作する紙おしばい「こだぬききょうだいと きつねのコンたろう」は、2024年6月に新作として創作をし、その後、全国各地にて上演を実施している中の、長野県上田市での公演となります。

作品内容の主な対象年齢は「年少〜小学校低学年」となります。

どの世代の方にもお楽しみいただけるよう製作しておりますが、ご参照ください。


客席内の明るさについて

・今公演は、おもに、小学校の教室や地域の児童館などで上演するために製作しております。

そのため、劇場公演の際も客席は暗くなりません(場合によっては少しだけ明るさを落とす可能性がありますが、真っ暗にはなりません)。

会場

犀の角(さいのつの)

長野県上田市中央2-11-20
http://sainotsuno.org/access/

北陸新幹線・しなの鉄道・別所線「上田駅」より徒歩10分

スタッフ|

音楽:朝日太一

舞台監督:わたなべひでお(猫侍)

音響協力:吉田可奈

衣裳・小道具協力:今井由希

制作:北澤芙未子 


協力:一般社団法人シアター&アーツうえだ

後援:上田市教育委員会

主催:くちびるの会

【紙おしばいとは?】

くちびるの会が考案した、児童対象の演劇表現。

「紙おしばい」は、日本の伝統文化である紙芝居と、現代演劇の手法を組み合わせた舞台表現です。

紙しばいを、演劇の「書き割り」の様に使うことによって、直感的に、視覚的に物語を楽しめます。

演劇の醍醐味をそのままに、幻想的な世界を子どもたちと共有し、現代演劇の世界に興味を持っていただけるきっかけとなれば、と思い活動を始めました。

これまでに、第一弾『よふかしの国』(2019年)、第二弾『ことだまの森』(2021年)、第三弾『こだぬききょうだいのおつかい』(2022年)を創作。

https://www.kuchibirunokai.jp/pages/962721/kami_oshibai

【企画意図】

今作は、くちびるの会が取り組んでいる児童対象演劇表現「紙おしばい」の第四作目となる新作公演です。

今回上演する『こだぬききょうだいと きつねのコンたろう』は、2022年6月にくちびるの会が創作した『こだぬききょうだいの おつかい』の続編にあたる作品です。

「紙おしばい」は、これまで、劇場(吉祥寺シアター)やNPO法人アートネットワークジャパンとともに創作・上演を重ねてきました。

劇団としても子ども向け作品のノウハウが培われてきたこともあり、より主体的、かつ積極的な活動をしていきたいと考え、企画にいたりました。

紙おしばいの活動の目標は、観劇機会の創出や舞台芸術へ触れる機会格差の解消、将来の舞台芸術の担い手や観客の創出を行うことです。

今作『こだぬききょうだいと きつねのコンたろう』では、保育園や幼稚園、小学校など、集団の中で生きる子どもたちに向けて、「みんなと違う自分を愛する大切さ」を伝えられたら、と思っております。